フェリーでも飛行でもアクセス可能な宮古諸島の秘島「多良間島」
今回は、沖縄県の「多良間(たらま)島」をご紹介します。
しかし、宮古諸島の中心となる宮古島から約67km離れているため、おくなわ(沖縄県の有人離島の中でも人や物の行き来が少ない島々)の一つに数えられています。
つまりマイナーな島ですね。
宮古島には何度も行ったことがあるけど、多良間島は行ったことがないという方結構いるのではないでしょうか?!
目次
・多良間島について
・多良間島のオススメ
・終わりに
冒頭にも書いた通り、多良間島は宮古諸島に属する島ですが、宮古島からは約67km離れています。
宮古島から伊良部島に伊良部大橋が架かったことにより、ますます観光地化する宮古島と宮古島周辺の島々。
一方で、多良間島はほとんど観光地化されていません。
アクセス手段は、宮古島からフェリーで約2時間、もしくは飛行機で約20分。
楕円形で、起伏が少なく平坦というのが島の特徴です。
(フリー素材より、多良間島を上空から撮影した写真)
島の周囲は20km近くあるため、レンタカーもしくはレンタバイクだと巡るのに便利です。
ただ、私はのんびりと観光したかったので、レンタサイクルで巡りました。
電動ではありませんでしたが、起伏の少ない島ですし日差しが強い時期でもなかったので、自転車でちょうど良かったです。
のんびりときれいな海を見ながら自転車で走るのは、とても気持ちよかったです。
3月というオフシーズンに訪れたため、観光客らしき人にほとんど会うことはありませんでした。
沖縄では神聖な地とされている「御嶽(うたき)」ということで、写真を撮ることはしなかったのですが、塩川御嶽とその参道にあるフクギ並木は、とても美しい光景のオススメスポットです。
集落からは少し離れますが、自然あふれる素敵な場所です。
そしてこの島最大のオススメは、標高30メートル以上と島で一番高い八重山遠見台という展望台からの眺め!!
螺旋階段になっていて登るのは少々大変ですが、ここからの眺めは絶景です。
360°島を見渡すことが出来、天気が良ければ30km以上離れた石垣島も見ることができます。
あまりの絶景と吹き抜ける風の気持ちよさに、しばらくこの場所から動けなくなってしまいました。
宿や飲食店、そして商店もほとんどない島です。(信号機も一つだけ。)
観光スポットと呼べるような場所も特にないので、きれいな島の景色をのんびりと堪能して下さい。
島一周海がとてもきれいだったので、シーズン中は海水浴もオススメです!
この島にも宮古諸島でおなじみの警察官型人形「宮古島まもる君」(「多良間島まもる君」?)がいるので、是非探してみて下さいね~
3月に行ったため、確定申告バージョンです。
最後におまけ情報。
この島の北約10kmに「水納(みんな)島」という島があります。
(沖縄本島の美ら海水族館近くにも、同名の水納島(参考記事 クロワッサンアイランド「水納島」へは、美ら海(ちゅらうみ)水族館とセットで!)があります。)
周囲7km程の小さな島で、一世帯だけが暮らしています。
定期航路はありません。
多良間島から船をチャーターするか、ツアーでしか訪れることのできません。
多良間島のさらに上をいく秘島です。
もし機会があれば訪れてみて下さいね~