日本の有人島制覇が目標!有人島紹介ブログ

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絶海の孤島、断崖絶壁、マニアックな離島「北大東島」

今回ご紹介する島は、「北大東(きただいとう)島」。

10km程離れた南大東島についての記事(参考記事 地球の内側をのぞける(?) 絶景鍾乳洞の宝庫「南大東島」)もあわせてお読みください。

大東島というと台風情報で良く耳にするかと思います。

なんとなく聞いたことある島だけど、なに県?くらいの認識ですかね?!

とてもマイナーな島だと思います。

とりわけ、「北」大東島は、私が訪れた中でもかなりマニアックな島に分類されます。

観光でこの島に訪れた方はかなりの島好きですね~

  

    目次

北大東島へのアクセスについて 

北大東島について

・宿泊所比較

・観光スポット

・終わりに

 

北大東島へのアクセスについて

絶海の孤島」とも呼ばれる、大東島。

沖縄本島からは、360km程離れています。

与論島沖永良部島など鹿児島県の南部の島々より遠いですね。

グーグルマップを見ても、ある程度縮小していかないと、周りに何も現れてきません、まさに絶海の孤島。

那覇空港から飛行機でも1時間以上かかります。

もう一つのアクセス手段は、沖縄本島泊港から出るフェリーです。

所要時間はなんと約15時間!!!

大東島周辺は波が高いことが多いので、船酔い注意ですね。

さらに、泊港からは一週間に一度くらいしか出航予定がなく、さらにさらに欠航・延期がかなり多いので、よほど船旅が好き・時間に余裕があるなどの理由がない限りフェリーはおススメ出来ません!

私が訪れた7月、台風の影響もあったので、一ヶ月間一度たりとも予定通りの運航はありませんでした。

フェリーの運航日をもとに旅行計画を立ててしまっていたら大変なことになってましたね~

 

北大東島について

北大東島は、周囲13kmほど、人口600人ほどの小さな島です。

飛行機で上空から見渡せば一目瞭然、離島の中の離島といった感じです。

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家がまばらで、サトウキビ畑や森林が広がる光景。

そして、この島は離島でありながら、白い砂浜のビーチがありません。

というより、泳げる海がほぼ皆無です。

飲食店もほぼ皆無で、商店は数軒、宿泊所は2軒だけです。

観光客より工事関係者の来島数の方が多いです、たぶん。。

何も無いのを楽しめる、よほどの島好きでない限りなかなかオススメすることが出来ない島です。

まあ、何も無いというのは物理的な側面で、絶景・自然・動植物・文化・島民との触れあいなどそういったものが濃縮された魅力的な島だと感じました。

 

宿泊所比較

この島に宿泊所は2軒しかありません。

ハマユウ」と「二六荘」です。

ハマユウ荘は、絶海の孤島・離島の中の離島であるこの島に似つかわしくないリゾートチックな建物です。

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島の高台にあるので、眺めも抜群です。

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宿泊者でなくても展望台に入れるので、是非訪れてみて下さい!

レストランも併設しています。

飲食店がほぼ皆無の島なので、おそらくランチはここで食べる以外の選択肢はないかと思います。

そして、ランチメニューには書いてないのですが、八丈島など東京の離島で食べられる「島寿司」が、運が良ければ裏メニューとしてこちらで食べられます。

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私も運よく食べることが出来たので、ダメもとで聞いてみるのも良いかと思います。

ハマユウ荘の島寿司、絶品でした!

何故東京の離島八丈島の郷土料理がこの沖縄の離島大東島で食べられるのか?については南大東島の記事に書いておきます。

(参考記事 地球の内側をのぞける(?) 絶景鍾乳洞の宝庫「南大東島」

レンタサイクルやレンタカー、お土産なども扱っているので、こちらに泊るのが便利で快適だと思います。

一方、二六荘は、民宿に泊まり慣れていない方には面食らう場面にいくつか出くわすであろう「THE」民宿といった雰囲気でした。

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私はこちらに泊りました。

宿泊は、観光客よりも工事関係者が圧倒的に多いようです。

商店が併設されているので、便利です。

少ない台数ですが、レンタカーも借りられます。

仕事関係や釣り人が多いので、まあそれなりの車です(笑)

はっきりとした金額は覚えていないのですが、宿泊料金もレンタカー代もとても安かったので、助かりました。

スタッフの兄さん達がとても気さくで親切だったので、こちらに泊って良かったと思いました。

対照的な2軒なので、数泊する場合は泊まり比べてみるのも面白いかもしれません。

 

観光スポット

それでは、北大東島の観光スポットを紹介していきます。

小さな島とはいえ、休憩場所や木陰がほとんどないので、やはりレンタカーの方が便利ですね。

金刀比羅宮・・・祭りや、航海安全祈願が行われる場所です。

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西港公園・・・遊具や面白いオブジェがたくさんある広い公園です。ここからの夕陽は、素晴らしかったです。

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燐鉱石(りんこうせき)貯蔵庫跡・・・かつてこの島で栄えていた燐鉱石採掘の跡です。廃墟感がたまらないです。

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沖縄最東端の碑

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沖縄海・・・北大東島で唯一泳げることが出来る(かな?)場所です。

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上陸公園・・・北大東島がはじめて開拓された時、ここから上陸したそうです。

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台風岩・・・2009年の大型台風により道路脇まで吹き飛ばされた岩です。

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北港・・・ここで皆さん釣りしてます。

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西港・・・フェリーがここに来ます。奥に見えるのが、南大東島です。近いですね~

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↓フェリーから撮影。

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謎の場所(おまけ)・・・なんだか良くわからない謎の場所がありました。

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登ってみると・・・

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終わりに

冒頭に書いたことの繰り返しになりますが、私が訪れた中でもかなりマニアックな島に分類されるため、島旅初心者にはそうそうおススメすることが出来ない島です(笑)

この記事で少しでも北大東島の雰囲気が伝わってもらえれば幸いです。