沖縄旅行好きにもあまり知られていない離島「渡名喜島」とは?
私は日本国内旅、特に島旅が大好きで、今まで多くの場所を飛び回ってきました。
この度、私が今まで訪れた場所の中からお勧めスポットを景色・食・アクティビティなど様々な角度から紹介できればと思い、ブログを始めてみました。
冬場など寒い時期は暖かい場所を目的地とすることが多い為、必然的に沖縄など南国の島々の訪問率が高いです。
ガイドブックに載っていなかったり、あまり訪れる人がいないようなマイナーな場所を積極的に発信していきます!
定期船が出ていない一部の島を除いて、沖縄県の有人島は全て訪れたので、まずは沖縄の島々を紹介していきたいと思います。
目次
・沖縄の島々について
・沖縄の有人島の中で認知度の低い島々
・渡名喜島について
・渡名喜島の魅力
・終わりに
沖縄には、ホエールウォッチングが有名で国立公園にも指定されている慶良間諸島、サンゴや透明度抜群の海を有する宮古諸島、日本最西端の島である与那国島や日本最南端の島である波照間島などのある八重山諸島など、沖縄本島から400kmもの間に多くの島々が存在します。
その島々の中で人が住んでいる、すなわち有人島の数は約40島あります。
沖縄の有人島約40島の中には、石垣島や宮古島のように面積が大きく・人口が多く、またジャンボジェットが利用され多くの観光客が訪れるような島々から、その逆でほとんど観光客が訪れないようなマイナーな島々が存在します。
マイナーな島々の共通点としては、
①面積が小さい
②人口が少ない
③宿泊所や飲食店が少ない
④アクセスが困難
などが挙げられます。
私自身が旅に求めるものの一つに、普段生活する都市圏から離れた非日常を味わうという事があるので、それを得るためにマイナーな島々を好んで旅してきました。
また、そのような島々は空路がなく便数の少ない船からしかアクセスできないこともあって、あまり観光地化されておらず、沖縄の原風景を味わいながらのんびりと過ごすことができます。
そのようなわけで私はマイナーな島々が大好きです。
今回は沖縄の島々の中でもマイナーな方に分類される「渡名喜島(となきじま)」について紹介したいと思います。
渡名喜島は、那覇市から北西の海上約60kmに位置し、人口約400人と沖縄最小、日本で2番目に小さな村で、沖縄の伝統的な風景が今も残された島です。
島のほぼ全域が県立自然公園に、また集落全体が重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
長澤まさみさんや佐々木蔵之介さんが出演した映画「群青」のロケ地でもあります。
また、渡名喜島の一部でありすぐ近くにある無人島「入砂島」はNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」のオープニングで利用されるほどきれいな島です。
↓港や学校などの写真。番奥に見えるのが、入砂島。
アクセスは基本的に船のみ。那覇の泊港から久米島に向かうフェリーが渡名喜島を経由します。
観光客が少なく、もちろんコンビニやアミューズメント施設もありません。
のんびりとした島です。
渡名喜島の魅力は、何と言ってものんびり感・絶景を味わう事が出来ることだと思います。
島民や観光客が少ないという事は、私のように都会の喧騒を離れて非日常を味わいたいと考える者にとっては、格好の場所となります。
渡名喜島は、日帰りができる日程が限られている上、宿泊所が3か所と少ない為、必然的に観光客で溢れかえるという事はありません。
いつでものんびりとできる島です。
まずは、自転車を借りましょう!集落内は狭い道ばかりですので、自転車もしくは歩きが周りやすいです。
島の周囲は約12kmと小さな島ですので、車無しでもほぼ一周できてしまいます。
山側のルートは車無しではかなり良い運動となりますが、見渡す限りの綺麗な海や島々、季節に応じて咲く草花に出会えます。
まさしく絶景です!ちょっと大変ですが、是非車無しで山のルートも一周してみて下さい!
そして、日が暮れれば集落の足元はライトで照らされます。
こまめに整備された白砂やフクギ並木をフットライトが照らし、さらに夜空を見上げれば満天の星空。
なかなか他の島では味わえない光景です。
ただし、ハブの生息する島ですので、くれぐれもお気を付けください。
このようにあまり知られていないマイナーな島々。
ダイビングなどのアクティビティが充実していなかったり、飲食店が少なかったりするので、そのような楽しみを求めている方には不向きかもしれませんが、人気ランキングの上位に選ばれるような有名な島々では味わえない良さがたくさん存在します。
この記事をみて少しでも興味を持った方は是非渡名喜島に訪れてみて下さい!